スポーツモデルの中でも本格派
昨年のマイナーチェンジで見た目の魅力高まる
現行ルーテシア・ルノー・スポール(R.S.)の日本発売は2013年。ボディは5ドアのみ、トランスミッションは2ペダルのデュアルクラッチタイプ(ルノーはEDCと呼ぶ)だけとするなど、R.S.の系譜からすれば異例の成り立ちだった。
2ペダルに移行したからといって、「R.S.が軟弱になったのではないか」と心配する必要はない。さまざまなモータースポーツシーンで活躍してきた経験を通じ、このクラスのスポーツモデルの中でも本格派といえる内容を秘めている。さらに昨年のマイナーチェンジで、見た目の魅力も高まった。
エクステリアでまず目を引くのは、ヘッドランプの下に位置するフォグランプがチェッカーフラッグスタイルである。しかもこのランプはフォグだけでなくデイタイムポジションランプ、ハイビーム、コーナリングランプとして機能する。ヘッドランプは3個のLEDをCシェイプで囲むレイアウトとなり、精悍なイメージがアップした。