ドイツの大オペラハウスで10年の実績、<br />知られざる日本人指揮者が8月に母国デビュー!劇場自室での小林資典

 小林はドイツ国内ではヴッパータール交響楽団、ベルリン・コーミッシュ・オーパー、ミュンスター歌劇場、マンハイム国民劇場などへ数多く客演しているが、“海外”では香港バレエしかないそうだ。

「ドルトムントでは年間でだいたい30から40公演指揮します。オペラが4から5作品で25公演くらい。バレエが6公演、オーケストラの演奏会は3公演くらいでしょうか」

 夏のオフシーズンを除くと週に1本くらい。本番が週に1回だとしても、練習はその数倍以上あるだろうから、かなり過密ではある。

大阪からドルトムントへ
多彩なプログラム

 大阪交響楽団が小林を招聘した演奏会は、彼がまとまって休める真夏に開催される「名曲コンサート」で、2018年8月25日土曜日、13時30分開演と17時開演の2回公演だ。曲目はスメタナの歌劇「売られた花嫁」序曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、メインはドヴォルザークの交響曲第8番である(ピアノ独奏は長富彩)。会場はザ・シンフォニーホール(大阪市北区)である。

 日本デビュー公演を終えるとすぐにドルトムントへ戻り、オペラの練習が始まるそうだ。2018-19年シーズンに振るオペラは、ロッシーニ「セビリアの理髪師」が14公演(プレミエ10月10日)、次はバレエでチャイコフスキー「白鳥の湖」13公演(12月16日)、そしてプッチーニ「トゥーランドット」9公演(2019年2月22日)と続く。