米国の一部企業では賃金上昇が利益を圧迫し始めている。1ドルショップからホテル運営会社やファストフードチェーンに至るまで、労働コスト上昇による利益押し下げに言及する企業がこのところ相次いでいる。4-6月期(第2四半期)決算シーズンを前に勢いを得られずにいる株式相場の逆風になりかねない。