名言で締めくくられた日本代表のW杯
◯「シンジ、メディアには関係悪化されるような書かれ方をたくさんしたけど、俺はずっとお前を認めてたよ」「日本の強みは、犠牲心です」
など、その発言に注目が集まった日本代表の本田圭佑選手。
最後の最後まで、プレーでもコトバでも、日本を沸かせてくれました。
日本の惜敗後に放ったこのコトバ。
◯「悔いはないです。きよきよしいというか…」
“きよきよしい”が“清々しい”の誤読だとして、SNSで一気に拡散されて話題になりました。
そして、大流行!
その後、本田選手はTwitterでこう発言。
◯「お恥ずかしい。漢字が苦手で。でも、もうしっかり覚えました」
自分の間違いを潔く認める姿勢に、称賛の声が上がりました。
そういう“きよきよしい”姿勢こそ、本田選手の強さの秘訣なのかもしれませんね。
そんな本田選手の読み間違いを受けて、長谷部誠選手はこうコメントしました。
◯「もう日本語変えちゃったらいいんじゃないですか」
仲間の失敗をうまく笑いに変える、ユーモアたっぷりのコトバです。
今回の日本代表で、一番注目を集めた人物といえば、監督の西野朗氏かもしれません。
就任から、いろいろと話題になりました。
そんな西野監督は、采配だけではなく、そのコトバも切れ味のある素晴らしいものでした。
西野監督は、W杯敗退後、選手たちにこう語ったといいます。
◯「背中に感じた芝生、見上げた空の色は忘れるな。ベンチにいた選手は、居心地の悪いおしりの感触をわすれるな」
深夜に、この日本中でここまで熱狂と一体感を生んだことは、歴史上なかったのではないでしょうか。
名プレーと名言とともに幕を閉じた、2018ロシアW杯。日本中そして世界中を感動に包んでくれました。
佐々木圭一(ささき・けいいち)
コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師 上智大学大学院を卒業後、97年大手広告会社に入社。後に伝説のクリエーター、リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。日本人初、米国の広告賞One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードでゴールド賞他計6つ獲得、など国内外55のアワードを入賞受賞。福岡県クリエイティブディレクター、シェラトンJAPANクリエイティブディレクター、などブランディング、広告CM制作多数twitter:@keiichisasaki Facebook:www.facebook.com/k1countryfree HP: www.ugokasu.co.jp