現代人が結婚式を挙げない理由は?
「おめでた婚」「経済的事情」がトップ

 かつては「家族や親戚、友人、同僚、上司を呼んで結婚式を華々しく挙げる」ということが常識化していたが、現在では2組に1組ほどが結婚式を挙げないまま入籍している実態があるのだ。

 なぜ、最近の夫婦は結婚式を挙げないのか。「みんなのウェディング」の調査では、「経済的事情」と「おめでた婚」が20%で、理由のトップに。続いて、「セレモニー的行為が嫌」が19%、「挙式や結婚式以外のことにお金を使いたい」が9%となっている。

 平均で300万円以上もかかる結婚式を、経済的な負担感を伴わずに挙げられるカップルはそうはいない。独身のときに貯めた貯金を投入し、さらに親から援助をもらって、やっと挙行できるといったところが実情だろう。

 筆者の周辺取材でも、結婚式に対して否定的な意見は多い。

「このご時世に高い費用を払って結婚式を挙げるなんて、馬鹿らしいと思う。婚約指輪に給料の3ヵ月分をつぎ込むなんてこともほとんど形骸化しているし、私の周りでは結婚指輪だけ、それも気軽に手に入る値段で収める人が多いですよ」(30代男性)

「結婚式は、親の顔を立たせるために行ないました。だから、式は親族のみの30人以下に押さえて、友達や同僚向けにはバーを貸し切ったパーティを開催しました。その方が気楽だし、友達の負担も少ないと思います。もちろん、それでもご祝儀を持ってくれた友達もいましたが」(20代女性)