社員の雇用契約を解除
業務委託へと切り替え

 スタッフがラーニングエニウェアに慣れてきたのを見計らって、次に実施しようとしているのは、社員の雇用契約を業務委託契約に切り替えることです。

 もともとスタッフの大半が業務委託だったのですが、前職が会社勤めの方とは雇用契約を結んでいました。そのスタッフを対象に今後、業務委託契約に切り替えていくことにしました。

 なぜ、こんなことをするのかといえば、以前から、雇用契約そのものが会社側、経営側の都合の良いようにできていることに疑問を抱いていたからです。

 従業員であれば、会社にいつ出て、いつ帰ったかという出退勤の記録を残さなければなりません。会社としても評価・報酬制度をきちんと運用しなければなりません。何かを行うにも稟議書を提出し、経営側の承認を取らなければならないのです。

 もしも、経営側と従業員で議論が平行線をたどったときは、経営側が有利になります。従業員は、経営側の出す業務命令に対して従わなければならないからです。

 しかしながら、僕はこれを「隷属的な契約だ」と感じていました。なぜなら、スタッフとは対等な関係であるべきだからです。「こんな契約を結びたくない」と以前から話していました。

 それでも、スタッフが不安になるのも分かります。業務委託契約になると、独立してフリーランスになるか、起業を選ぶことになるわけですから「路頭に迷ったらどうしよう」と思うわけです。

 そこで僕が「いやいや、知らんよ。知ったことではないよ」と見放したりはしません。通常、業務委託には何の身分の保証もありませんが、そこは皆が安心できるように、個別にいろいろな保証をするべく話を進めています。

 なぜなら、職場に「心理的安全性」をデザインすることが大事だと考えているからです。