私自身は、会社の仕事によって「テクノロジー」「プレゼンテーション」というタグが付いています。そこにプライベートな活動で得られた「方円流煎茶道師範」や「空手三段」というタグが付くことで、「日本的な文化を理解したITプレゼンター」というユニークなポジションを獲得できます。

 このタグによって「外国人向けに日本のビジネスマナーについてプレゼンテーションをしてほしい」という依頼が来たりします。マナー講師でもないのにこういう依頼が来る人は、そう多くないように思います。

 こういった「ユニークさ」を元にした自信は、嫉妬心で自分のパフォーマンスを下げることを防いでくれます。これは、組織内での仕事に一筋になってプライドを培うよりも、はるかにコストパフォーマンスがよく、かつ将来の選択肢を増やしてくれます。

 選ぶものは本当に何でもOKです。好きなことを徹底的にやるだけでいいのです。もし、今の時点で「好きなこと」や「打ち込める趣味」が思いつかないのであれば、まずそれを探すところから始めてはいかがでしょうか。

 最近、ちょっとした社会問題にもなっているのが「高齢男性の孤立」です。これは、会社人間、仕事人間でありすぎたために、リタイア後に自分の身の置き方が分からなくなってしまったからこそ起きている問題です。

 日本社会や日本企業は、これまで男性中心で回っていることが多かったために、この問題の主役が男性になるのは自然なことです。こういったリスクは、今現役の人たちにも無縁ではありません。仕事以外の視点、すなわち「外の物差し」を持つことは、自分の人材価値を冷静に判断するうえでも極めて大事です。

 ぜひ、自分に自信を持ちたいと思ったら、まずは仕事以外に時間を使うことを心がけてみてください。

あなたが周囲に嫉妬されたら
「謙虚に」「さらっと」受け流す

「○○さんはいいよね~、若くして重用されて」
「社長賞を取るなんてすごいね。そんなに早く成功しちゃうと、これから大変だね~」

 褒められているようで、なんだかトゲや毒を感じる言葉を言われたこと、ありませんか?全部が全部そうではないかもしれませんが、これはまさに「嫉妬されている」状況です。