近所に「売地」「売土地」「管理地」といったカンバンがないか探してみよう。先ほど書いたように、藪に隠れて見えなくなっているカンバンがあるかもしれない。注意深く調べてみよう。
また、所有地に「FOR RENT」あるいは「貸」のカンバンを掲げていたら、「隣地を買いませんか?」と打診があった。自分でカンバンを掲げていると、売り情報が集まることがある。常に連絡が取れる状態にしておくべきだ。
先日、珍らしく早起きして朝からボロ軽自動車の塗装を実施していたら、人相の悪い中年男性が停めたクルマの横で、携帯電話で何やら話している。
しばらくすると、ワタクシの携帯に着信あり。所有地の隣地売買の話だった。
なぜ、電話番号がわかったかというと、土地に設置した「貸」のカンバンを見たからだ。
更地があっても、カンバンがなければ、所有者がわからない。土地を貸す意思を表示するのだ。これは「土地を貸す」だけでなく、「土地を貸したい」という意思も伝わるので、思わぬ物件情報が飛び込んでくることがある。