将来的に超高齢化社会を迎えることが確実な日本。医療費の増大が危惧される中、注目されているのが病気になる前に予防するという“未病改善”の重要性だ。2018年1月、「IT×予防医学×検診」をコンセプトに掲げ、“脳ドック”に特化したメディカルチェックスタジオ東京銀座クリニックを開院した知久正明院長に、未病改善について詳しい話を聞いた。(清談社 福田晃広)

短時間&低価格で受診できる
「スマート脳ドック」

若い世代であっても、脳ドックで「未病」状態を発見し、改善することが重要です
ストレスや睡眠不足を抱えやすい職種の場合、20~40代であっても、脳に病変が見られる人が少なからずいます(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 日本医師会によれば、未病とは「発病には至らないものの軽い症状がある状態」のこと。大病に進行する前に異常を早期発見し、病気を予防することが重要とされる。

 とはいえ、それなりの症状が出ない限り、病院まで出向いて検査をしようとする人は少ないだろう。一般的には会社などで行われる健康診断が早期発見の役割を担っているが、特に「脳」に関しては、そこまで精密な検査が行われるわけではないため、早期の段階で病気の兆候を発見することはなかなか難しいのが実情だ。

 そんな中、「スマート脳ドック」で未病改善を実現という理念を掲げているのが、メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニックだ。

「スマート脳ドック」とは、スマートフォンやPCを活用し、予約から問診、検査結果の通知、管理まで一貫して行うことができるシステムと、放射線科医師と脳神経外科医師のダブルチェック体制、AI画像解析補助(研究開発中)を活用したクラウド画像診断によって、脳血管疾患の予防と早期発見が目的の新しい検診方法だ。

 こうした検査は保険がきかないため、かつてはそれなりの費用がかかっており、一般消費者にとってハードルが高いと思われてきた。しかし、現在は技術の進化や医療機関間の競争もあって、低価格で検査を提供するところが増えてきている。たとえばメディカルチェックスタジオ東京銀座クリニックでは、短時間(検査時間約10分)かつ低価格(税別1万7500円)を実現し、脳ドックをリーズナブルに提供している。