誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。

【年収1億円の習慣】会社まで「30分以内」で通勤できる場所に住む

会社まで「30分以内」で 通勤できる場所に住む

私は「通勤時間は、0分が理想」だと考えています。なぜなら、通勤時間は、非生産的な時間であり、何も生み出さないからです。
通勤時間を使って、「本」、「新聞」、「スマホ」に目を通して情報収集するのも悪くありません。けれど、「1分でも早く会社に着いて、仕事をはじめる」ほうが生産性が高いので、年収が上がりやすくなります。お金を生むのは、「情報」よりも、「行動」です。
ですから、職場と自宅は、できるだけ近いほうがいいと思います。「通勤時間は、ドア・トゥ・ドアで30分以内・限界説」というのが、私の持論です。

私は「人間が幸せを感じる通勤時間は、30分以内が限界」と考えていて、「通勤に1時間かかる人の場合、職場に30分で行ける人と同じ幸せを得るためには、その人より『30%増し』でお金を得る必要がある」と思っています。
ということは、「通勤時間の1時間は、年収の30%と同じ価値がある」=「平均年収450万円×30%=135万円分の価値」と解釈できるわけです。

美容専門学校を出たての当時、私は都内の某美容室で働いていました。借りていたアパートから美容室までは、片道1時間30分かかります。往復で3時間です。私は、この3時間を、ひらすら、ボーッとして過ごしていました。
しかし、当時の美容室の大物社長に、「年収1億円になる過程では、1日のすべての時間を仕事に費やす覚悟が必要だ」と教えられました。
「20歳から60歳まで、1日3時間を通勤にあてたとすると、3時間×365日×40年=4万3800時間。4万3800時間はちょうど『5年』だから、40年のうちの5年間は、何も生み出していないことになる。ヤバくないかね? それは非常にもったいないから、職場に近い場所に引っ越したほうがいいんじゃないかね?」
私は、すぐさま、社長の助言に従って、翌月、引っ越しました。「できるだけ近く」ということで、美容室から、徒歩7、8分の場所に部屋を借りたのです。