なぜ、羽生選手のメダル獲得を
ナインコードで予見できたのか?

 2018年2月10日配信記事にて、今年2月に開催された「平昌オリンピック」での羽生選手の成績をナインコードのバイオリズムの見地から予想しました。
 その記事内では、以下のように書いています。

【羽生選手の状態は、バイオリズムで言うと9年に一度の充電期は脱出しました。

 しかし、まだまだ本調子ではありません。

 動物で言うと、冬眠から目覚めたばかりの熊みたいな状態です。もちろん、昨年よりは心も体も戦闘状態に入っています。

 体の動きもよくなり、思考も明瞭になっているでしょう。

 しかし、無理は禁物です。ケガをしたきっかけにもなった「4回転ルッツ」などを仕掛ければ、失敗する可能性も否定はできません。

 羽生選手の実力ならば、これまで何度も成功させてきた実績のある技で、確実にポイントを重ねていけば、メダルは十分あるはずです。

 しかし、冒険や無茶はなるべく避けてほしいところです。

「天の六白」(→どんな人も9タイプに分かれる一発判定については『“強運を呼ぶ”9code(ナインコード)占い』参照)としての研ぎ澄まされた集中力で、世界中の人々を魅了することを期待しています】

……いかがでしょうか?
 思い出してみてください。

 羽生選手はどのような演技を披露して、金メダルを獲得したのか。

 ショートでは、4回転サルコー、トリプルアクセル、4回転&3回転の連続トーループ。

 フリーでは、4回転サルコー&トーループ、3回転トーループを駆使し、得点を稼ぎました。

 その過程で失敗こそはありましたが、リスクを考慮した演技でミスを最小限に抑えています。

 昨年はケガをしやすい時期でもある、【陰5年】のバイオリズム(→バイオリズムについては『“強運を呼ぶ”9code(ナインコード)占い』参照)にいた羽生選手ですが、今年は体のリズムが何倍にも上昇する【陽1年】に入りました。

 そのため、体のキレは昨年よりだいぶよくなったはずですが、言い方を変えれば「まだ病み上がり」です。

 よって、4回転ルッツといった「一か八かの賭け」の演技を選択しなかったのは、まさに最良の選択でした。

 もし、無理をしてやっていれば、失敗していた可能性が高かったと私は見ています。

 フィギュアスケートコーチの佐藤信夫氏も、あるインタビューで、

「(羽生選手は)すごく慎重に滑っていた。スピードにやや欠いたようにも見えたが、そのことでかえって、つま先や指先まで気配りが行き届いた」

 と語っていました。

 決して無理せず、これまで成功経験が何度もある技で演技したのが、羽生選手を2大会連続の金メダルという偉業に導いたのではないでしょうか。

 ナインコード的な見地から見ると、私はそう確信しています。