「努力してお金を稼いだのはスゴイことだが、問題は、その状態をずっとキープできるかどうかだ。
お金持ちに見える人は自分の都合を優先した言動をとるが、本物のお金持ちはいつでも自分の言動の影響力を考えている。
人であれ組織であれ国であれ、栄枯盛衰は信頼で決まる。
生きているのは「人間社会」なのだから、やはり人としての魅力と信頼が最終的には大切になるものだ」
『天国おじい』に登場する本物のお金持ちの方々からいただいた教訓と感動が、今でもボクにとって忘れられないものとなって心に残り続けているのは、そこにまさに信頼と魅力があったからだとわかります。
「神客」と呼んでボクたちスタッフが慕っていた柏木さまのエピソードを読まれるだけでも、影響力の本質を改めて知ることができることでしょう。
柏木さまが語った「服装の乱れは心の乱れ」とは、「言動の乱れは信頼の乱れ」なのかもしれませんし、別のお金持ちのお客さまが教えてくれた「人は心地よい影響力に惹かれる」なのでしょう。