ご滞在中は皆さまとてもフレンドリーで気さくなのですが、まさに終始を合わすように「始め」と「終わり」では紳士的かつ真摯に挨拶してくれることがほとんどでした。

『天国おじい』の中で、おじいが「終始を合わせる意識を大切にすること」を語ってくれていますが、それは挨拶でも可能だということが学べました。
「それは誰でも実践できる、運をよくする方法だよね」ともおじいは言いました。

 もちろん本物のお金持ちは言葉づかいもステキですが、何がステキかというと、「気づかいの言葉のバリエーションが豊富」だということでした。

『天国おじい』には、いつもボクを励ましてくださっていた柏木さまのエピソードが出てきますが、柏木さまの切り返しや受け答えでのお気づかいある言葉づかいをボクは今でも参考にしています。

 おじいは、
「わしが思うに、成功者は語る言葉の量よりも質を、とくに言葉づかいの質をとても大切にしているように思う」
 と言いましたが、それは本当にうなずけます。

 さらに、欧米からお越しになる本物のお金持ちが持っていらした特徴には、こんなものがありました。