読書する小学生
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「本を読む子は頭がいい」を小中学生4万人のデータを使って科学的に検証。しかし、本を読むだけで勉強をしないと成績は上がらない。睡眠時間を削って本を読むと成績は落ちる…。東北大学加齢医学研究所のデータを用いて、読書・睡眠・勉強の最適なバランスを探り出す!同研究所の川島隆太教授監修の『最新脳科学でついに出た結論「本の読み方」で学力は決まる』(青春出版社刊)から抜粋してお知らせする。

1日24時間、何に使う?

 前回の記事では、読書習慣と学力に密接な関係があることを仙台市の調査結果を実際に示しながら科学的に証明してきました。今回は、読書の効果を最大限に発揮するために必要な生活習慣に着目します。

 どんな人間にも与えられる時間はみな平等で一日は24時間と決まっています。さらに、小学生ならおおよそ9時~16時の7時間、中学生なら放課後の部活動も含めると9時~18時の9時間を毎日学校で過ごすことになります。つまり、小学生は残りの17時間、中学生は15時間という自由に使える限られた貴重な時間を、いかにして有効に活用していくのかを各々考えていかなくてはいけません。