メールのタイトルに【重要】【要返信】と書かれているメールを立て続けに受信した。こうしたメールは、相手にストレスを与えるだけで、返信率を高めない。管理徹底は効果を上げず、人も育てないので、やめた方がよい。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

確認や返信を要求する
メールが増えている

確認や返信を強要しても、人はなかなか変わらない
相手に確認や返信を強要しても、それに応じてもらえないばかりか、反感を買ってしまうだけ。細かく管理することは、人を育てないのだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 最近、タイトルに、「ご確認 打ち合わせの候補日」とか、「<ご返信ください>〇〇の依頼」というように、わざわざ確認や返信を求める語句が記入されているメールを受け取ることが増えたように思う。それも<>や【】などで、強調されているのだ。なかには、「■■重要■■ 〇〇の件」というタイトルもあった。

 そうしたメールを受け取るたびに、「その人に返信しなかったことがあっただろうか」と思い起こすのだが、心当たりはない。中には、初めてやりとりをする相手から送られてきたこともあった。

 私のことを、メールの確認や返信をしない、ビジネスパーソンとしての基本行動ができていない人物だと思っているのだろうか…。いきなり、強調されたタイトルを見ると、緊張感が走ったりもする。よし、早速、返信して差し上げようと思うよりは、正直、抵抗感を覚える。

 数社の取引先から、このようなメールの受信が続いた際に、いったい、どういう背景なのだろうかと興味をもって、そうした差出人の何人かにやんわりと事情を聞いてみた。すると、彼らには彼らなりの理由があることがわかった。