サウジアラビア政府は、を棚上げした。政府当局者が明らかにした。プロジェクトが宙に浮いたことは、サウジ政府とソフトバンクの提携に大きな痛手となる。両者はテクノロジー分野に投資する1000億ドル規模のファンドを設立し、新興企業に多額の資金を供給してきた。太陽光発電事業が完成すれば発電能力は約200ギガワットに達し、サウジが1日に消費する電力の3倍以上になる見通しだった。事業計画は3月、ソフトバンクの孫正義社長とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がニューヨークで発表した。サウジ政府当局者や政府アドバイザーによれば、現時点では誰もこの事業に積極的に取り組んでいない。サウジ政府は、より大規模で現実的な再生可能エネルギー計画を10月下旬に発表する予定だという。