米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、食品宅配ドローンの運行を3年以内に実現する構想を抱いている。技術上・規制上の障害が予想される大がかりな計画だ。  同社ウェブサイトの求人情報によると、ウーバーは宅配ドローン事業を来年にも準備すべく幹部を探しており、複数の市場で2021年までに商業運転を開始する計画のようだ。  アプリを中心に事業を展開してきたウーバーは、取り掛かったばかりの電動スクーター開発と、まだ技術的実証が必要な自動運転車向け装置以外にハードウエアを開発した経験があまりない。