フランス大統領選はオランドとサルコジによる最終選が行われた。結果はご承知の通り、社会党のオランド氏が勝利した。
雨の多い中で、両者とも力を入れた演説等、最後の票の獲得に躍起になっている姿を見かけた。
ルペンに袖にされて
特にサルコジは、極右翼であるマリー・ルペンに投票した人たちの票を拾い上げようと必死になっていた。その、あさましい姿は、党内部からも反感が出る程だった。
今回の第1回投票でルペン率いるFN党は17%以上の票を獲得し、マリー・ルペン自身も驚き?喜び、そして自信、確信を得た様子だった。
しかしこの人、なんでこんなにTVに取り上げられるんだろう、、、
マリー・ルペンはこのサルコジの行動に対して、私は白票を投じると宣言した。サルコジはあっさりと距離を置かれてしまった。
中道派のバイルーはオランドに1票、もちろん共産党のメロンションもオランドに1票。こうした各党派(それぞれ10%前後の票を獲得した党)の党首のひと声が、最終投票に大きく影響する事は必然だ。