株価トレンドの判定方法は?

 株価のトレンドは、株価チャートと移動平均線の関係で見るのがもっともシンプルで簡単な方法です。他にもトレンドを見る方法はありますが、筆者は主にこの方法を用いています。

(1)株価が移動平均線の上にあり、移動平均線自体も上向き
→上昇トレンド

(2)株価が移動平均線の下にあり、移動平均線自体も下向き
→下降トレンド

(3)株価が移動平均線の下にあるが移動平均線自体は上向き
→下降トレンドだが上昇トレンドに移行する可能性も

(4)株価が移動平均線の上にあるが移動平均線自体は下向き
→上昇トレンドだが下降トレンドに移行する可能性も

 原則は上昇トレンドのときに買い、上昇トレンド継続中は保有、下降トレンド転換で売り、となります。

 下降トレンドにある銘柄の買いや保有を避けるだけでも、投資成果はかなり向上するはずです。

 また、株価チャートと移動平均線の組み合わせは、筆者は一般的な以下の3つを用いていますが、ご自身に合うようにカスタマイズしても構いません。

1.日足チャート+25日移動平均線

2.週足チャート+13週移動平均線

3.月足チャート+12ヵ月移動平均線

 このうち、筆者は1.と2.を使うことが多いです。3.はトレンドの転換を察知するまでに時間がかかるため、長期的なトレンドを確認するために使う程度です。