米軍は数週間かけてメキシコ国境に5200人を配備する。中米から米国を目指す移民の大集団がメキシコ国内を北上しているためだ。来週に迫る米中間選挙で不法移民問題が重要な争点の1つとなる中、大幅に増員する。元当局者らによると、米軍現役兵士の派遣規模としては、2010年にハイチで大地震が発生した時に数千人が配置されて以来、最大となる。つい先週予定されていた人数は800人だった。メキシコ国境にはすでに2000人の州兵が配備されており、派兵規模はイラクとシリアにおける合計人数を上回る見通しだ。米北方軍司令官のテレンス・J・オショネシー空軍大将は「われわれはまず入国地点の警備を固めるとともに、入国地点の周辺地域にある主な隙間に対処する」と述べた。
米軍、メキシコ国境に5200人配備へ
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