6日投開票された米中間選挙の連邦上院選(テキサス州)は、共和党現職のテッド・クルーズ候補が民主党下院議員のベト・オルーク候補を破り、再選を果たした。AP通信が伝えた。選挙戦中に大きく盛り上がった草の根運動により、民主党のオルーク候補は、資金調達の過去最高額を何度も記録し、選挙期間を通じて計7000万ドル(約79億円)以上を集めた。同候補が進歩主義者の強力な支援を受け、雑誌などの取材で注目を浴びたのに対し、4000万ドルを集めた共和党のクルーズ候補(47)は、テキサス州の根強い保守層に訴えかけたことが奏功し、勝利を収めた。クルーズ氏はこの勝利により、共和党の上院議席の一角を守った。同氏は2016年の大統領選では共和党指名候補の座をトランプ氏と争った。
共和党が上院過半数確実、テッド・クルーズ氏再選
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