F1で活躍する“ルノー・スポール”が手がけた超ホットFF、3rdルノー・メガーヌRSの日本販売がスタートした。RSは1.8リットル直4DOHC16Vターボ(279ps/39.8kg・m)搭載。新採用の4輪操舵システムは足回りを大幅に改善しスピード性能を徹底追求。ライバルはホンダ・シビック・タイプRやVWゴルフGTIを想定する。
新型は3rdモデル
5ドアになりライバルと同様に実用性増す
歴代モデルが、スポーツカーの聖地といわれるドイツのニュルブルクリンク北コースで、市販前輪駆動車トップのラップタイムをマークし続けてきたメガーヌRS(ルノー・スポール)がモデルチェンジした。新型は3rdモデルとなる。
旧型のRSは3ドアだったが、新型は5ドアになった。ライバルのホンダ・シビック・タイプR、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIと同様に実用性が増した。
新しいRSを、GTグレード(2017年発売)と比べると、全長は4395mmから4410mm、全幅は1815mmから1875mmに拡大。とくに60mmもワイドになった全幅が目立つ。これはRSのフロントサスペンションが、ダブルアクシスストラット式だからだ。リアサスペンションは従来どおりトーションビーム式で、ルノーが4コントロールと呼ぶ4輪操舵機構を搭載している。