米アップルは15日、アカデミー賞受賞歴を誇る気鋭の米映画会社「A24」と複数年の提携契約を結び、独立系の長編映画の制作に着手することを明らかにした。オリジナルコンテンツ制作の取り組みを広げ、テレビ作品のみならず映画にも参入する。ニューヨークを拠点とするA24はアップル向けに複数の映画を制作する。アップルは昨年、一連のオリジナルコンテンツ立ち上げへ10億ドル余りの予算を振り向けた。A24との提携発表によって、長編の大人向け映画分野に参入するにあたり、同社がアマゾン・ドット・コムやネットフリックスの戦略を踏襲していることが初めて示された。アップルのオリジナルコンテンツ担当チームがこれまでに契約を結んだのは、ドキュメンタリー映画「ジ・エレファント・クイーン」とアニメ映画「ウルフウォーカーズ」のみだった。
アップルが映画参入、スタジオ「A24」と提携
有料会員限定
あなたにおすすめ