ここで重要なのは、中央のマスには明確なテーマを書き込むこと。そうすることで、「自分はどこに向かいたいのか」「何を導き出そうとしているのか」がはっきりインプットでき、ブレることなく目標や問題解決に向かっていけるのである。

 一方、「B型チャート」は、「A型チャート」のA~Hエリアを掘り下げていく構造になっており、3×3の9マスの四角形が9個並んでいる。この構造は、木にたとえるとわかりやすいだろう。まず、中央の四角形の中央のマスを「トランク(木の幹)」とし、それを囲むA~Hエリアを「ブランチ(枝)」とする。ここまでは「A型チャート」と同じ構造だ。さらに、この中央の「A型チャート」を囲むように、9マスの四角形を8つ配置する。この8つそれぞれの中心にあるマスには、先ほどの「ブランチ」の内容をそのまま書き写し、それを囲むさらに8つのマスは「リーフ(葉)」とし、「ブランチ」の内容を深く展開していくという手順だ。つまり、「トランク(幹)」→「ブランチ(枝)」→「リーフ(葉)」の順に思考や発想を掘り下げていく仕組みになっているのである。

「B型チャート」は、細かいマスがたくさんあるため難しく見えるかもしれないが、一度にすべてのマスを埋める必要はない。「A型チャート」を作成していくうちに、もっと詳しく具体的なことを書き込んでいきたいと思えば、「B型チャート」に展開していけばよいだろう。