異業種交流会は意味がない
私は今でもいろんな人と会うことを大切なインプットの機会と位置づけているので、ほぼ毎晩、どなたかと会食しています。1晩で3〜4件の別の会に出ることも珍しくありません。毎年夏には年末の予定が埋まり始め、10月にはすべて埋まってしまうのが通常です。それほど、人に会うことを重視しているのです。
逆に、異業種交流会のようなものには、私はまったく関心がありませんでした。短時間のパーティーで名刺交換などしても、まったく意味がないと考えていました。そこでお会いした人たちには、私となんの共通項もなければ、共通の思い出もないからです。
ただ、常日頃からいろんな人に会うことを心がけていれば、人のネットワークはどんどん勝手に広がっていくのです。人脈を作ろう、などと交流会に行くのではなく、ランチなり、ディナーなりで小さくても濃い交流を作っていくことです。それがやがて、大きなネットワークに変わっていくのです。