今月末に辞任するジョン・ケリー米大統領首席補佐官の後任を巡り、マイク・ペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官(36)が有力視されていたが、ホワイトハウスの関係者らがこれを否定した。エアーズ氏とドナルド・トランプ米大統領が任期について折り合いがつかなかったためとされている。関係者らによると、エアーズ氏はトランプ氏に、任期は来年1~3月末でそれ以降は約束できないことを伝えた。これを受け、トランプ氏は長期にわたって大統領首席補佐官を務められる人材を探すことを決めた。9日時点で後任は未定で、政権内部と外部のどちらから選ばれるかも不明という。エアーズ氏は元々、年内で政権を離れる予定だった。