ドナルド・トランプ米大統領は17日、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを検討していること自体が「信じられない」とツイートし、FRBの金融引き締め政策をまたも公然と批判した。FRBは19日に今年最後の連邦公開市場委員会(FOMC)を締めくくる。アナリストの間では、FRBが利上げを決めるとの見方が優勢だが、焦点は来年の見通しになりそうだ。不安定な相場とまちまちな物価データに、FRBの利上げ回数を巡る不透明感が高まっている。トランプ氏は「ドルは非常に強く、物価上昇率は実質的に横ばいで、外の世界は爆発している。パリは燃え、中国ははるか下方にある。FRBが再度の利上げを検討すること自体が信じられない」とツイートした。