SUV、ティグアンにトルクフルで燃費性能に優れた2リットルディーゼル(150ps/34・7kg・m)が登場。駆動方式は4WD。使い勝手がいいオールラウンダーである。
フロントフェイスの
インパクトが強いRライン
VWティグアンにディーゼルモデルのTDIが加わった。試乗車は、最上級グレードの4モーションRライン。524万円の高価格車だが、それだけの価値がある、とボクは納得した。
まず、見栄えがいい。VWに対して、「いいクルマなんだけど、いまいち地味」といった見方をするユーザーがいる。だが、最新のティグアンはかなり存在感がある。中でもフロントフェイスのインパクトが強いRラインは、多くの視線を集めるだろう。
丁寧な仕上げ、高い精度感は、最近のVWに共通した魅力だ。ティグアンもその例に漏れない。質感は大衆車ゾーンを離れ、プレミアムゾーンに入る。ボディサイズは全長×全幅×全高4500×1860×1675mm。日本の道路環境でも扱いやすい設定である。