「一年の計は元旦にあり」といいますが、今年の自分のキャリアをどう考え、描いて、行動するのか。まさに今がキャリアを見直す最良のタイミングです。
働き方改革関連法案や副業解禁の会社やリモートワーカーの増加等、
会社員の働き方が大きく変わる2019年。
そんななか、今注目されているのが、
これまでの「二者択一」(会社を辞めるか否か等)の「OR」ではなく、
「AND」キャリアという考え方です。
「AND」キャリアという発想をもって自分の「キャリア未来地図」を描ければ、
会社を辞めなくても、会社を辞めたとしても、
自由に、将来の不安なく、充実した仕事を含めた人生を送ることができます。
さっそく書籍『「キャリア未来地図」の描き方』著者の2人(原尻淳一、千葉智之)による、新しいキャリアの描き方についてお伝えします。(まとめ・編集部)
会社人生だけを軸にする
キャリア論の限界
「一年の計は元旦にあり」といいますが、2019年のご自身のキャリアについて、
考え、描き、行動していくのに最適なタイミングが今です。
ほとんどの会社員は、就「職」活動をしたのではなくて、
就「社」あるいは就「業」活動をしました。
そのため、最初に入った会社でどの部署に配属されたかが、その後のキャリアに大きく影響します。
そして会社員になり数年を経てから始まるキャリア論、キャリアデザインは、
当然のことながら現在所属している企業の中でどういうキャリアを積むか?
から話がスタートします。
これは「会社員としての自分」を対象とした限定用法のキャリア論。
会社組織に属し続けることを大前提として、
職業生活をどうデザインしていくのか、
そこにフォーカスされた議論が大半を占めることになります。
そこでぶつかるのが次の「会社員キャリア・7つの壁」です。