買い出し先候補(1) 
アメ横

 買い出し先候補の1つ目は、築地と双璧をなしてきた「アメ横」だ。今年、大きな変化があった築地とは違い、アメ横は基本的に例年と同じように営業を続けている。

 そして、アメ横の特徴ともいえる、まとめ買いによる大幅なディスカウントや値切り交渉歓迎といった点も魅力の1つだ。これまで築地で買い出しをしていた人からすると、こうしたアメ横の特徴はよりお得に映ることだろう。

 ただ、注意したいのは、築地のように早朝からやっている店が少ないという点だ。築地と違い、年末のアメ横は多くの場合、もっぱら一般客を対象にしている。そのため、開店時間も午前9時以降の店舗が多い。もともと築地で買い出しをしていた人は、早くアメ横に行き過ぎて、どこの店もやっていなかったといったことのないように注意したい。

 また、この年末は、「築地が移転したから、アメ横に行こう」と考えている人が少なからずいると私は考えている。ただでさえ、年末に混雑するアメ横で、そうした一般客が加われば、さらに混雑した状態となるのは間違いない。今年、アメ横を攻める場合は、混雑しそうな時間を避けることを特におすすめしたい。

買い出し先候補(2)
築地場外市場

 先述の通り、築地にある築地場外市場では、さまざまな店舗が今も変わらず営業を続けている。また、市場移転によって買い出しエリアがコンパクトになった分、むしろ一般客が買い物しやすくなったともいえる。

 そして、築地の特徴は何といってもプロも一目を置く店舗が多いことであり、一般客も確かなものを買えることだろう。特に「築地魚河岸」では、豊洲市場とは違い午前9時以降にはかつての築地市場仲卸からも魚を買うことができる。この点はとても魅力的だ。

 ただ、そんな築地で注意したい点は、築地市場移転後、初めて迎える年末のため、どういう状況になるのか、予測できないということだ。