話を聞いた6社は、ボクも得意とする「早期から学生と接触して、ベタベタにフォローする採用」の遺伝子を持った会社です。ですから、基本的には5月頃をもって終了予定です。特別な事情と、少し目標に届かない職種を残しているだけでしょう。

 もちろん、通年採用をしている会社もありますが、一括で採用を行う時より、基本的には採用の目線が上がると想像されます。

 ということで、4月選考開始にヨーイドンで合わせてくる会社は、ほぼ13卒採用活動は終息と考えてよいと思います。

学生の半分以上は進路未決定!?
まだ動いていない学生が約2割も

 続いて、大学のキャリアセンターの方にも話を聞きました。

「ゴールデンウィークが終わって4年生の内定の状況はどうですか?」

●私立T大学S課長
 「正式には5月末に4年生の進路決定調査をするのですが、感覚的には内定は半分強という感じじゃないでしょうか」

 それは、他の大学と比べてどうですか?

「ウチは理系が多いですから、若干(半分強に達するのが)早いと思います。近々出てくる調査会社が出す数字は結構高かったりしますが、それは内定獲得率。われわれは進路決定率でとらえています」

 ここまでの13卒就活の印象・感想はどうですか?

「いつものことながら、工学系では、学科によって状況は違いますね。システム系やネットワーク系では、8~9割が決まっている感じです。逆に電気系は、今年はきびしめといえます。機械は安定的ですね。今年すごくいいのは、土木・建築系です。東北の復興需要で、東北地区の公務員の募集は例年の5倍以上なんですよ!」

 進路の決まってない人たちに関しては、今後、どうサポートしていく予定ですか?

「学内での企業研究会を6月7日から再開します。それを頻繁に行って、マッチングしていきます。またその前に今年はガイダンスを行おうと思っています。昨年、最後まで決まらなかった学生の多くは、動けば決まるのに動かなかった学生なんです。

 早めに大手を受けてダメで、自信を喪失している時期に、理系の4年は研究が始まるんですね。そうすると卒業のこともあるので研究に没頭してしまいます。これがある種の言い訳になって、就活をしなくなる。そして『卒論が終わったけど、どうしましょう』と1月頃に駆け込んでくるんです。ですから、閉じこもらずに就活を続けようとガイダンスしていきたいと思います」