米コーヒーチェーン大手、スターバックスのケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は、中核となるコーヒーショップの売上高回復を目指す中で、長年同社を率いた前任者、ハワード・シュルツ氏が掲げた壮大な構想の一部を縮小している。  2年前には同社の成長戦略の中心だった高級化路線のコーヒーショップブランドの野心的な出店計画に、ジョンソン氏は歯止めをかける考えだ。  シュルツ氏の構想では、「スターバックス・リザーブ」を約1000店舗オープンする計画だった。