【ワシントン】米連邦準備制度理事会(FRB)が9日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(昨年12月18、19日開催分)によれば、当局者は利上げの打ち止めが近づいている可能性があるとみている。  FRBは先月、25ベーシスポイント(bp)の利上げを全会一致で決定。5四半期連続で利上げに踏み切った。ただ議事要旨は、最近の不安定な金融市場と世界経済鈍化の兆候により、「追加引き締めの程度と時期に関する見通しがこれまでよりも不明瞭になった」と指摘した。