児玉昇司 ラクサス・テクノロジーズ社長
Photo by Michio Nakagawa

週刊ダイヤモンド2月2日号の第一特集は「サブスク革命 定額課金の衝撃」。継続的に顧客に課金し、商品やサービスを利用してもらうサブスクリプション型のビジネスモデルの最前線をレポートした。毎月定額で高級ブランドバッグが使い放題のサブスクリプションサービスを展開するラクサス・テクノロジーズは、AIなどを駆使してユーザーの行動や嗜好を徹底分析することで競争力を高めている。創業者の児玉昇司社長に知られざるサブスクテクノロジーの内幕について聞いた。
(聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 松本裕樹)

――ラクサス・テクノロジーズのサービス概要を教えてください。

 大きく分けて2つあります。1つ目が、月額6800円で当社が提供する全てのカバンを選び放題で使えるというもの。2つ目が、自分が持っているカバンで、使っていないものを当社に預けることで、収入を得られるというものです。ユーザーは、バッグを借りることも貸すこともできるので、例えば、所有するバッグを貸しながら、別のバッグを借りることもできます。

――月額6800円のサブスクリプション事業について、取り扱っているのはどういうバッグですか。

 海外の57種類のハイブランドで、3万種類以上あります。毎月カバンを変え続けたとすれば、2500年間使える計算になりますね。

――貸し出すバッグの値段はおおよそいくらか教えてください。

 平均で20万~30万円。安いものであれば15万~16万円ぐらいのものもあります。一方、高いものだと、エルメスのKelly(ケリー)とBirkin(バーキン)など、150万円くらいするものもあります。