【東京】米アップルの「iPhone XR(アイフォーン・テンアール)」の主要サプライヤーであるジャパンディスプレイ(JDI)が、台湾と中国の投資家グループからの出資受け入れを模索していることが分かった。XRの販売低迷は世界のサプライチェーンに影響を及ぼしている。  事情に詳しい関係者によると、JDIは台湾のタッチパネルメーカー、TPKホールディングおよび中国の政府系ファンド「シルクロード基金」との協議が詰めの段階を迎えている。JDIに対して約30%出資することも話し合われており、将来的に出資比率が引き上げられる可能性もある。