「今年こそは貯金しよう」と意気込んで挫折する残念な人の特徴

 目標を達成したいと思うなら、例えば、毎月の積立を抑え目の1万円にしつつ、年2回のボーナス時に20万円ずつを貯蓄に充てれば、年間52万円が可能になる。妻には自分が年間52万円を、ボーナスのない妻は月4万円ずつ48万円を担当しようと伝え、半期ごとに報告し合うようにすれば、目標達成する可能性は高くなる。

 上記の家計支出と割合のを見てほしい。この貯蓄プランで進めると、Bさん自身が家族全体の手取り収入の10%を貯蓄に充てることになり、言い訳せずとも無理なく続けられる水準といえる。

 B家がこの貯蓄ペースを維持できれば、10年後は1000万円、20年後は2000万円分、家庭の資産(ストック)が増えることになる。資産を作る上で必要不可欠な資金(タネ銭)づくりにも精が出るのではないだろうか。

3.「ビッグマウス」タイプ

 3人目のCさんは、目標を掲げるのが好きなタイプ。ところがその目標がとてつもなく大きい。例えば、少子高齢化が進んでいるから「老後の年金のためにお金を1億円準備しなければ…」などと言って、手取り年収の2割を掲げるものの、貯蓄できずに悩んでいる。C家の貯蓄目標は以下の通りだ。

C夫婦の貯蓄目標:年収(額面)の2割強、年間130万円
家族構成(夫51歳、中堅メーカー会社員、妻はパート、子どもは大学3年生の3人家族)
C家の手取り年収636万円(内訳:夫の手取り年収540万円[このうちボーナスの手取り156万円含む]、妻のパート手取り年収96万円)
・定年後に向けた貯蓄をしたい。
・収入の2割を目標に積立をするが、実際には妻から厳しいとクレームがあった。
・現在の悩みは子どもの学費があと1年かかるため、その間、貯蓄が思うようにできない。

 Cさんのようなタイプの人は、どうしたら具体的な目標が達成できるのだろうか?子どもの学費負担分も踏まえて考えてみよう。