雇用者自身が
食への敬意を取り戻すべき

 筆者が大学生とともに2月3日夜の閉店前の百貨店やコンビニ、スーパーを回ったところ、多い店では500本近くの恵方巻きが残っていた。つまり、一部の企業では、国(農林水産省)の通知などスルーしたということだろう。

 3月24日締め切りで国(経済産業省)が行っているコンビニ加盟店調査も、大手コンビニ加盟店オーナー複数名に取材したところ「本部から案内が来ていなかった」と答えた。加盟店の実態と個別事例を収集する調査であるが、各コンビニチェーンの本部は、どうやらあまり積極的に協力したいとは思っていないようだ。

 こんな調子では、バイトテロは今後も必ず起きるだろう。

 アルバイトだけでなく、雇用者自身が「もっともっと」という強欲さを捨て、食べ物への敬意を取り戻さない限り。