ママ活専用マッチングサイトに登録する男性の東大生比率は驚くべき高さです。ママ活専用マッチングサイトに登録する男性の東大生比率は驚くべき高さです(写真はイメージです) Photo:PIXTA

「パパ活」ならぬ「ママ活」が話題となっている。女性が援助してくれる男性を探す「パパ活」に対し、「ママ活」は男性が援助してくれる女性を探す活動のこと。そこで、実際にママ活を経験したことがあるという現役グラビアアイドルに、「ママ活」の実態について話を聞いた。(清談社 ジョージ山田)

東大、早慶、MARCH…
高学歴が多いママ活男子

 昨年11月、女性に経済的援助を呼び掛ける「ママ活」を行ったとして、福岡市内の高校2年の男子生徒(17)が補導された。県警によると「福岡 17さい ままかつしたい#ママ活募集」との投稿をサイバーパトロールで発見。署員が身分を隠し連絡すると「2時間カフェでまったり会うので7000円」と料金を伝えてきたという。同様に愛知県でも17歳の男子生徒が「ママ活」で3000円を求めて補導されるなど、「パパ活」だけでなく「ママ活」まで、若年層に広がりを見せている。

 パパ活女子が今では珍しくなくなったように、このまま若い男性の間にママ活は蔓延していくのか。とある雑誌の企画で「ママ活」に挑戦し、若い男子と会ったという、現役グラビアアイドルでライターの吉沢さりぃさんは「ママ活にハマる女性側の心理は理解できる」と言う。

「こんなにモテていいの?ってぐらい、ちやほやされたんで気分良かったですね。実際に男の子に会ってみても、草食系だけどいい子ばかりなので、ちょっとこれはママ活にハマってしまいそうって思いました(笑)」

 吉沢さんがママ活で出会った男性たちは現役大学生ばかり。しかも、東大生2人に、早稲田、青学生…と高学歴ぞろいだ。

「私はシルクというママ活サービスを利用したのですが、登録している大学生の東大率に驚きましたね。ママ活男子によると、ママ活は顔より学歴重視な女性が多いらしく、東大や早慶、MARCHなど軒並み高学歴な大学生ばっかりでした」