韓国のサムスン電子が大手メーカーとして初の折りたたみ式スマートフォンを披露してから数日後、中国の華為技術(ファーウェイ)も一段と高額な対抗機で勝負を挑んできた。ファーウェイの新型スマホ「Mate X」は、半分に折りたためる大型ディスプレーが1つ搭載されている。サムスンのと同じく、折りたたんでも開いても使うことができるほか、1度に複数のアプリを実行でき、次世代移動通信システム「5G」にも対応している。そしてサムスンと同じく、スマホの価格を新たな水準に引き上げる製品でもある。ファーウェイの消費者向け端末部門の余承東(リチャード・ユー)最高経営責任者(CEO)によると、端末価格は2299ユーロ(約28万9000円)と、1980ドル(約21万9000円)のギャラクシーフォールドを30%以上も上回る。