――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」  ***  英高級車メーカーのアストンマーティンが成長に向かう道には、映画「007」シリーズに出てきてもおかしくないほどの障害物がある。しかし少なくとも、投資家が同社株に高い金額を払う必要はもうなさそうだ。  決算発表を受け、アストンマーティンの株価は28日に一時17%急落した。昨年10月の新規株式公開(IPO)以降では40%の下落だ。同社はIPO当時、高いバリュエーションがふさわしい高級ブランドだという売り込みで予想外の成功を収めた。