ファミマ人種差別抗議に見る、日本が「リスペクト後進国」である理由
ファミマの店舗が、お客の人種差別的な言動に対して抗議の貼り紙。日本には、頑張っている外国人をリスペクトする習慣が、根付いてないように感じるのはなぜか Photo:DOL

ファミマの「抗議」が話題に
人種差別問題はなぜ起きるか

 芸人のラーメン大好き石塚さんが、新宿のゴールデン街近くにあるファミリーマートで見かけた「抗議の貼り紙」が、大きな反響を生んでいます。石塚さんがその貼り紙を撮影してSNSにアップしたものです。

 貼り紙自体はすでに剥がされたようですが、その内容は「特定のお客様から人種差別と言わざるを得ない発言がありました。今後このようなことがあれば、差別として強力に抗議いたします。またそのような方の来店は拒絶いたします」という文言でした。

 石塚さんのツイートに対する反応は、おおむねこの貼り紙の内容に理解を示す内容で、石塚さんだけでなく多くの人が、おそらく実際にあったのであろう外国人のコンビニ店員に対するお客の人種差別発言に怒りを感じた、と反応しています。

 報道によると、ファミリーマート本部も今回の件は把握しているそうです。ただ詳細については、個人のプライバシーを配慮して発表を差し控えるそうです。

 すでに騒動は収まっていますが、個人的には考えさせられる事件でした。それは、このままでは同じような出来事が、コンビニや飲食店で繰り返されるであろうことが見えているからです。これから先、小売・飲食業は、外国人労働者を戦力として活用していかなければ成り立ちません。にもかかわらず、なぜ人種差別問題が起きるのでしょうか。