世界で高評価の日本ブランド・ベスト40
2009年から始めたインターブランド社のJBGBランキングは、今回で11回目。2009年当時、ランキングに入った企業は自動車や家電関連が中心だったのに対し、今回は自動車、家電関連だけでなく、日用品、医療業界などいろんな業態が入ってきている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

世界最大のブランドコンサルティング会社・インターブランドが毎年発表している「Japan's Best Global Brands」ランキング【2019年版】。世界で活躍している日本企業のブランド力はどのようになっているのかについてお伝えしたい。

 インターブランドは毎年、「Japan's Best Global Brands(JBGB)」と名付けた、日本企業のグローバルにおけるブランド価値ランキングを発表している。

 ランキングの評価対象となる企業の基準は、(1)主要基盤地域以外での売上高比率が30%以上あること、(2)北米・欧州・アジア地域で相応のプレゼンスがあること、(3)財務情報が公表されていること――これら3つによって対象となる企業を選んでいる。

 評価手法は3つ。(1)財務分析から企業が生み出す将来の利益予測はどれぐらいか、(2)利益のうち、ブランドが顧客の購買意思決定にどれくらい貢献したのか、(3)ブランドによって将来の利益を維持できる力はどれくらいあるのか――これらについて企業情報、アナリストの業績予想、インターブランドの過去の価値評価実績データなどを基に分析し、企業のブランド価値を金額で算出して、ランキング化したのが次ページの表だ。

 日本企業のグローバル化は果たして進んでいるのか?今回の順位を踏まえてみていくことにしよう。

1、2位はランキング発表以来
不動の地位を確立

 ベスト40は次ページの表のとおり。トヨタ(1位)、ホンダ(2位)は2009年のランキング調査開始以来、不動の地位を確立している。3位に日産、10位にSUBARU(スバル)が入ったように、自動車勢の強さは変わらない。