普段、あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。今回は、昨年6月に反響をいただいた、独自試算「40歳年収が高い企業トップ1000社ランキング」の最新版を大公開します。(週刊ダイヤモンド編集部 鈴木崇久)
年収2276万円で2年連続のトップ
M&Aアドバイザリー会社GCA
政府が、デフレ脱却に向けて企業に対して賃上げを迫る「官製春闘」と呼ばれる状況が、今年で5年目を迎えました。さらに今年は、安倍晋三首相が経済界に対して「3%」という具体的な水準を示して賃上げを要求するなど、いつもにも増して異例の展開でした。
そして、2018年3月には、大手企業の経営が組合に対して一斉に回答する春闘の集中回答日を迎えましたが、ベースアップを約束した企業もあれば、賞与で応えた企業もあるなどまだら模様となり、全体としては3%賃上げとはならなかったようです。
そこで今回は、昨年6月に公開して反響をいただいた、独自試算「40歳年収が高い企業トップ1000社ランキング」の最新版をお届けしたいと思います。東京証券取引所第1部上場企業を対象に、40歳時点の推計年収を比較しました。
では、早速、上位から発表していきたいと思います。
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