直近の政府統計で米経済の減速が示唆されたことを受け、エコノミストは2019年1-3月期の雇用と経済成長の予想を大幅に下方修正した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査で明らかになった。調査対象となった民間エコノミストは今回、1-3月期の米経済成長率を1.3%と予想した。これは2月上旬の前回調査で示された予想の2%を大幅に下回る。1-3月期の国内総生産(GDP)が年率1.3%増となれば、15年10-12月期の0.4%増以来の弱い伸びとなる。エコノミストの84.2%は、向こう12カ月の経済成長が加速するより減速するリスクの方が大きいとみている。予想に対する最大の下振れリスクに関する質問では、回答者の半数近い46.8%が貿易政策あるいは中国を挙げた。
米雇用・経済成長予想、大幅に下方修正=WSJエコノミスト調査
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