偏差値30の学年ビリが、倍率約8倍の法科大学院に合格、日本最難関の試験に一発合格した勉強法をまとめた『ずるい暗記術』の図解版が登場。理解もいらない。ノートも使わない。時間が短いほど効果の表れる勉強法は、資格試験、英語、大学受験ほか、答えの存在するあらゆる試験で効果を発揮します。
今回は、「自分流の勉強法」をお伝えします。だれにでも長所や好きなものがあります。それを利用す売ることで、自分だけがうまくいく勉強法を編み出すのです。
得意な動作とリンク
させて覚える
人は誰でも「長所」を持っています。
なかなか暗記できなくて困ったときは、自分の長所、得意なことを取り入れてみましょう。
長所は、性格などではなく、身体的なものを選んでください。たとえば、歌を歌うのが得意だったら、数字や公式をメロディにして歌いながら覚えるようにします。
話すのが得意ならスピーチをしながら、スポーツが得意だったら走りながら、ダンスが得意なら踊りながら、というふうに自分の得意な動作とリンクさせてやってみるのです。その動作に合わせるためには、自分で考えて工夫しなくてはなりません。
きちんと覚えていないとできない作業です。その作業をすることで内容がしっかり頭に入り、記憶に残りやすくなります。
また、五感を使っている意識を高くもつことで暗記に拍車をかけてくれます。