全体をほめるか、部分をほめるか?

「今期も目標達成して頼りになるな!」
「いつも若手のお手本になってくれてありがとう!」
これは、相手の仕事ぶりそのものを全体的にほめています。
このように仕事ができる人は、いくらでもほめられるので、特にほめるときに困ることは無いでしょう。

問題は、成績もいまいちで、予算を達成するわけでもなく、全体でほめようにもほめられない場合です。

そういう場合は、その人の仕事の中の一部分をほめれば良いのです。そもそも、成績が悪い部下ほど、怒られて自信を無くして委縮してしまいます。
成績が悪い部下だからこそ、上手にほめて上昇のきっかけを作ってあげなければいけません。そんな時には、仕事の内容を要素分解して、その中でも上手く行っている一部分で良いのでほめるのです。

例えば、仕事の流れをプロセスで要素分解して考えます。

<営業の場合>
テレアポ→初回訪問→提案→受注
この過程で上手く行っている部分がない場合は、更に一番良いフェーズを要素分解してください。

<営業の過程の中の「テレアポ」だけにしぼった場合>
リスト集め→リスト作成→テレアポトーク作成→テレアポ入電件数→アポ取得件数

このように細かくしていけば、その中でほめる場所は出てくるはずです。
「取得のアポ数はまだ少ないけど、アポをかける入電の件数は非常に良いし、頑張っているからその調子だ。トークを少し工夫すれば取得も絶対に増えてくるぞ!もう一歩だからがんばれ」

仕事の内容をほめればセクハラとは全く無縁です。
でも、そのシンプルなことができていない人が多いだけです。
世の中のセクハラ論争は無駄なことばかりです。
職場なんだから、仕事の話をしましょう! それで論争は終止符を打つわけです。
仕事の話で関係性を作っていけば、セクハラとは無縁です!