米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がソーシャルメディアの利用を制限する規制当局との合意に違反したとされる件で、米連邦裁判所は4日、マスク氏と政府側に和解を促した。  ニューヨーク連邦地裁のアリソン・ネイサン判事はマスク氏を法廷侮辱罪に問うよう求める証券取引委員会(SEC)に不満を示しながらも、双方が「道理をわきまえた考え方」をするよう求め、2週間後に報告するよう指示した。  今回の判断により、マスク氏はツイッター利用に関する制限のさらなる厳格化や追加での罰金支払いなどは免れるとみられる。