定年後の人生が「思い出のテレビ番組」鑑賞で豊かになる理由
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今のテレビは
面白くない?

 私は昔も今もテレビっ子を自認しています。

 もっとも普段はゆっくりテレビを見る時間がないので、見られないテレビ番組やたまにオンエアで見ても、もう一度見たいテレビ番組は録りためて、老後にテレビ三昧で暮らしたいと思っているほどです。

 できればホームシアターのようなものを作って、誰にも迷惑をかけずに、好きなお酒でも飲みながら、思い切り、ひたすら過去の番組に浸ろうというわけです。

 本当は、テレビでは今現在の春夏秋冬、「旬を味わう」のが好きなのですが、それとは異なる「リタイア後の楽しみ」のように、アーカイブとしての要素を満喫するという楽しみ方もあると思います。

 特に、かつてのテレビはシュールで、実に面白かった。そのころの番組はもちろん、テレビCMも大好きでした。まさに、テレビが時代を牽引していたといっても過言ではないと思います。

 毎年、一番の楽しみは年末。クリスマス後あたりから今年を振り返る系の番組をあさることです。12月10日くらいになるとテレビの番組ガイド誌を購入して、マーカーで丹念に印をつけます。そこから楽しみはもう始まっています。録画するものは録画し、その時間に見られるものは見るようにします。

 ただ、これは私見に過ぎませんが、地上波はもとより、BSもCSも、見たい番組は昔に比べて大変少なくなったように思います。これは年末年始に限ったことではないのですが、とりわけ年末番組が面白くなくなった感じがします。