
野田 稔
第29回
会社員で組織に守られてきた人が定年を迎えて世間に放り出されると、自分で様々な手続きなどをしなければなりません。思うようにいかないと、不甲斐ない自分に腹を立てたり、教える人に腹を立てたりといった光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。そこで今回は定年で解放された後の心構えについてお話しします。

第28回
縁もゆかりもないけれど気に入った場所を見つけ、自分で土地や家を手当してそれまで知らなかった田舎に移り住みたいという願望を持っている人も少なくないと思います。そこで今回は定年後に田舎暮らしをするにあたって、地域の仲間と上手く溶け込むためのコツをお伝えします。

第27回
田舎暮らしで重要なのが「人間関係」。都会で暮らしていると、隣は何をする人ぞ、とばかり周囲と没交渉でも生きていけますが、田舎はそうはいきません。親類縁者が住んでいて挨拶に行くのは当たり前。玄関先で失礼するということはなく、上がり込んで、お茶やお菓子でもてなされます。こうした濃い人間関係の中で重要なことは何でしょうか?

第26回
リタイアするとかなりの時間ができます。そこで今回は自分を見失わないようにするためにも、日常にある「節目」を楽しむ話をしましょう。

第25回
元号というのは、誰がどう決めたにしても、結果としてそれからの時代を象徴するブランドとなるもののはずです。ところが、残念ながらそのブランドが象徴する意味合いどおりに、その時代になることは少ないようです。それはなぜでしょうか。

第24回
インターネットの影響もあって、テレビを取り巻く環境も様変わりしました。地上波もBS、CSも、見たい番組は昔に比べて大変少なくなったように思います。とはいえ、定年後の人生を豊かにさせる1つの方法として、昔のテレビ番組を楽しかった思い出と位置づけ、それを見て喜んでいた素直な自分を肯定的に捉えてみてはいかがでしょうか。

第23回
日本人は世界の中でも心配性な国民だといわれます。不安感が強くなるほど、悪あがきをはじめ、そこから抜け出せないと最悪の状態に陥ります。しかしそれは精神的にもよくありません。もし、不安症候群のようなものに襲われてしまった時、みなさんはどう対処していますか?

第22回
挫折は必ずどこかでやってきます。その時に、みなさんはどう過ごし、どのように乗り越えますか?何が悪かったのかを考え、反省すべきことは反省するのも大切でしょう。ところが著者の野田さんはもっと重要なことがあると言います。それは何でしょうか?

第21回
みなさんは本を読んでいますか?著者の野田さんが本を読むようになったのは、テレビ局でバイトをしていた時、番組と番組の隙間時間の暇潰しがきっかけといいます。以来、野田さんは多くの本を読んできました。その中でもオススメするのは、SF本。そこで今回は、なぜSF本を読んだほうがいいのかについて、お話ししたいと思います。

第20回
若手とのコミュニケーションにおいて、「最近、つくづく面白いな」と思うのは、喜ばれる話と、明らかに心に響いていない、スルーされる話があるという発見です。さて今回は部下や若手にどんな話が喜ばれ、どんな話がスルーされるのかについてお伝えします。

第19回
最近、私の身の回りで特に多くなったのが腰痛を訴える友人たちです。年齢が高くなると足腰の衰えが顕著になるようですし、寒いと筋肉が硬くなりがちなので、そうした症状に拍車をかけるのでしょう。そこで今回は健康に関する話を取り上げたいと思います。

第18回
今回の記事の公開日は成人の日ということもあり、成人式がテーマ。近年、ハーフ成人式やダブル成人式、トリプル成人式も耳にするようになりましたが、こうした節目を迎えた時、ご自身をどのように振り返ればいいのかについてお伝えします。

第17回
企業で役職経験をすると、年齢を重ねるにつれ、価値あるものになっていき、大企業なら「大物の俺様」気分になりがちでしょう。ところが定年後も、過去の栄光を自慢することに生きがいを見つけて生きる人は幸せを見つけられず、過去にだけ生きていて、今を生きていないといえるのではないでしょうか。

第16回
記憶に新しい事件に、カルロス・ゴーン前日産自動車代表取締役会長の逮捕があります。事件の全貌や動機、ゴーン容疑者の心の内はわかりませんが、一番問題視するのは大きな、大きな“我欲”です。そこで今回は中高年が心穏やかに生きるための「我欲マネジメント」について考えてみましょう。

第15回
大学を出たら自分でキャリアを決める人もいますが、一流といわれる「大企業に進む」人が多数派でしょう。しかも、本当に何がしたいのかを考えず、一種の人気投票結果で会社を選んでいます。ところが定年後、自分のキャリアは自分で作らないと「キャリア難民」に陥ってしまいます。そんな露頭に迷わないようにするには何をすべきでしょうか。

第14回
定年前後になると「同窓会ブーム」がやって来ます。出身会社や仲良くしていた取引先、大学時代の仲間からの飲み会の誘い等が急に増えるのです。こうした飲み会の趣旨は何でしょうか。「昔を懐かしむ会」でしょうか。昔話に花を咲かすことは楽しいでしょう。しかし、著者の野田さんは昔話に浸るだけではもったいないと言います。なぜでしょうか。

第13回
定年後の人生において、特に重要なものは何でしょうか。やはり第一に健康です。中年に差し掛かって以降、私は健康を意識するようになりました。そのため、健康に関する情報収集をするのですが、なかにはひどいガセネタもあります。ではどんな点に気を付けたらいいのか、どんな人とつながったらいいのかについてお伝えします。

第12回
前回の記事「定年後に「趣味」が果たす役割は想像以上に大きい」で趣味の話をしたところ、大きな反響がありました。そこで今回も、シニアミドルの趣味について取り上げます。

第11回
「趣味の達人」と呼びたくなるような人が少なからずいます。そうした人を見ていて、以前は「仕事に打ち込めないから、趣味に走るのだろう」程度にしか思っていなかったのですが、大きな間違いであると気づきました。それは…?

第10回
プロになれる高校球児の数は、甲子園でベンチ入りしている選手の総数と比べても、はるかに少ない数です。ほとんどの甲子園球児たちは、夢が破れる運命なのです。では彼らはどうやって、抱いてきた夢に決着をつけるのでしょうか。今回は「夢の上手な諦め方、正しい諦め方」について考えてみましょう。
