• 米国経済に景気後退の兆候は見られない• 米国経済に景気後退の兆候は見られない先日、米国の強気相場は10周年を迎えた。では、次の10年も株価上昇は続くだろうか。このような質問は時期尚早で、ばかばかしいとさえ感じられるかもしれない。S&P500指数は先週、2.1%高の2892.74で引けたが、依然として過去最高値の2930.75を1.3%下回る。これは市場が昨年9月に天井を付け、弱気相場が既に始まったことを意味する可能性がある。2週間前には、ほぼ確実な景気後退のサインと言われる逆イールドが発生した。